それは昭和59年6月のこと・・・
宇都宮店
1979年(昭和54年)の事、トヨタ自動車は、
一味違った、常識では考えられない車が一台はあってもいいんじゃないか?という考えのもと、1台の車が制作される事となった。
そして全高1250ミリ、全長3950ミリの小型ライトウェイトスポーツカーが出来上がった。
MR2の誕生である。
デザインはそれまでのトヨタ車には見られないような極めて斬新なものだった。
名車 伊 フィアットワンナインやランチア ストラトスを彷彿とさせるボディライン。
そして何よりルーフの低さである。なんと1.2メートルしかないスーパーカー並のハイト。
ボディも軽く、地を這うような高い運動性能も高く評価され、モータースポーツのシーンでもとても多く見受けられた。
現在でもこのクルマはコレクターなどのマニア層などから熱い支持を受けており、全国各地に専門店が存在するほど。
2シーターならではの思い切ったボディラインと当時主流であったリトラクタブル・ヘッドライト(保安基準の問題でのちに廃止)は一見の価値アリ。
今回は、この車両に車高調整式サスペンションのお取り付けをさせていただきました!
使用したサスペンションはあの世界一売れているメーカーXYZ “SS”
この世界一たる所以、それは他を寄せ付けぬ圧倒的ラインナップにある。
かなりの年数が経過している事もあり、国内大手メーカー数社に設定がない中、XYZには当たり前の様に設定されておりあろう事か前期用、後期用全種設定があるというのだから驚きだ。
この恐るべき膨大なラインナップで、販売数世界一を記録している。
年数が経つとメーカーでは純正部品の製造をやめてしまう為、こういったヒストリックカーオーナーの方々はかなり苦労されています。
そんな中このようなメーカーはとてもありがたい存在なのです。
くたびれた足廻りのリフレッシュにもなり、当時の機敏なフットワークも取り戻せた事でしょう!
次回もお楽しみに!青木でした!