ギアオイルって、なんだんべ?
宇都宮店
こんにちは青木です!
今日はオイル交換のお話です
ひとえにオイルと言ってもたくさんあって、エンジンオイル、ギアオイル、ブレーキやパワステオイルなど色々です。
最も馴染み深いのがその交換頻度もさることながらエンジンオイルがダントツでしょう。
そして、エンジンオイル並に過酷な条件に晒されているのが、ギアオイルです。AT車なら専用オイルがあったり、種類はまちまちです。
ミッションはエンジンの動力をタイヤに伝えるべく、膨大な摩擦と負担に耐えています。
その動作を助けているのが、ギアオイルです。
オイルが劣化してくると、ギアが入らない/入りにくいといった不具合が出て来ます。
今日もミッションオイル交換のお客様がご来店下さいました。クルマは日産シルビア。
MT車の為、MT用ギアオイルを使います。
こちらも種類があるので、用途に合わせてオイルをチョイスします。
ギアは、金属の歯車同士が噛み合っているため、抜いたオイルには、キラキラと鉄粉が混ざっています。
この鉄粉がくせ者で、自ら攻撃性の物質となり、内部を傷つけるのです。
この車両はドレンボルトがマグネットになっているため、鉄粉が砂鉄のように集まり、まるでハリネズミのようになっています。
このマグネットで回収しきれなかった鉄粉がオイルの中を漂っているというわけです。
こちらの車のお客様は当店にて定期的にオイル交換をして下さっていますが、それでもこんなに鉄粉が付着しているのだからオドロキ。ミッションの過酷さがよくわかりますね汗
新しいオイルを入れ、ドレンを締めれば作業終了!
エンジンにも言える事ですが、日々のメンテナンスが車の調子を左右します。
くれぐれも調子が悪くなってから動くのはやめましょう!
人間と同じで、病気になってからでは遅いのです!
適合確認、作業お問い合わせは是非当店まで!